メーカーによる販売価格の差

By | 2014年6月18日

同じ新車で同クラスのバイクなのに、販売価格が安かったり高かったりするのは何故でしょうか。

その辺を探ってみましょう。

■市場のダブつきを解消する有効な戦略。

バイクの販売店に行くと、同じクラスの新車なのに一方の新車は高くて一方の新車バイクは価格設定が安いといったような格差があります。

これはなぜかというと2つの理由があります。

1つは在庫整理です。

バイクを生産出荷しても、その台数に読み違えがあれば市場にダブつきが生じます。

在庫整理は売れ残り対策という意味だけではなく、このようなダブつき解消の意味もあります。

■販売店やメーカーの戦略として価格付けする。

2つめは販売店の戦略です。

人気のあるモデルなら、価格を下げなくても大量に仕入れて売却できます。

逆に人気のないモデルなら安く仕入れることができて、大幅な値引きができ客寄せになります。

フェアの目玉にもできます。

定価販売ではなく、メーカー希望小売価格なので、販売店の戦略次第で自由に価格設定ができます。

またはメーカーとの打ち合わせてそのようにすることもあります。

シェアの落ち込みを回復する際には、薄利多売でシェア奪還をめざします。

■同じ新車で同クラスのバイクでも、メーカーや販売店の戦略によっては、実際の価格に格差が生じます。

とくにフェアやセールでは価格の格差が激しく投影されます。

陰にあるのは販売店の事情であったりメーカーの都合であったりします。

同じクラスのモデルでメーカーにこだわりがないのであれば、安い新車バイクを買った方が得策です。