メーカー希望小売価格と実際の販売価格の違い

By | 2014年7月2日

バイクのフェアに行くと確かにメーカー希望小売価格とは別のお得な価格設定がされています。

それは何故なのか考えてみましょう。

■定価販売にあった二重価格の法律違反。

その昔はバイクでも他の商品と同じように「定価販売」でした。

この定価というのは、いつ、どこで、誰が販売しても同一の価格で販売しなければならないという決まりが法律で制定されています。

そうなるとたとえば販売店が値引き販売をすれば、法律的には二重価格となって罰せられることになります。

中古バイクのように再販制度そのものもできなくなります。

そこで定価という定義や概念ではない「メーカー希望小売価格」というのができました。

これにより、販売店は独自に価格設定が行えるようになりました。

■メーカー希望小売価格は単なるメーカーの希望。

フェアの店頭に表示されているメーカー希望小売価格というのは、現在の法律上では単なるメーカーの希望という解釈です。

したがって販売店はどのような価格を設定しても罰せられることはありません。

今月はこのバイクの販売に力を入れようと決めたら、いつもより大量にそのバイクを仕入れて、安くしてでも売って「薄利多売戦略」で目標を達成することができます。

■価格にある「メーカー希望小売価格」と実際の販売価格の差を見ると、販売店の思惑が見えてきます。

メーカー希望小売価格よりもかなり安くバイクの値段を設定しているということは、裏を返せばそこに販売店の裏の事情があるということです。

売れていないから売りたいのか、新車でも在庫がたまってしまっているのかなどです。

フェアに行ったらその辺を探って、さらなる値引き交渉に役立ててみましょう。